エコロジー事業 炭化装置 連続式乾燥炭化機 炭化は、有機物を酸素の供給が制限された状態で高温に加熱し、炭素を残すことでエネルギー源や土壌改良材として再利用可能な物質(炭化物)を生成するプロセスです。 この過程で、有機物中の水分や揮発成分が除去され、炭素濃度が高い物質が残ります。炭化された物質は燃料として利用することができるほか、農業や環境保護などにも役立つ素材となります。 炭化装置は、廃棄物やバイオマスなどの有機物を高温で加熱し、炭素を残すことでエネルギー資源や土壌改良材として再利用可能な炭化物を生成する装置です。炭化プロセスを効率的に行い、廃棄物を有効活用しながら持続可能なエネルギー利用を促進します。 外熱式炭化装置 外熱式炭化装置の仕組み 原料(製品)フロー 原料を投下する ▼ 二重構造の炭化炉に原料が入る ▼ 無酸素状態で加熱することで熱分解する ▼ 一定の温度になると乾留ガスが発生する ▼ 炭化物になって排出される 乾留ガスのフロー 発生した乾留ガスを二次燃料炉に送り込む ▼ 可燃性の乾留ガスを二次燃料炉で燃焼させる ▼ 乾留ガスを800℃以上で2秒以上燃焼し無害化 ▼ 無害化した熱風を炭化炉の外側にある炉内に熱風を流して炭化炉を暖める ▼ 熱風を排出する 内熱式炭化装置 特徴 低価格で高品質 日本で設計、品質管理を行い当社関連の中国工場で製造を行うので装置は、低価格で高品質です。 ランニングコストがほとんどかからない 乾留ガスを燃焼して炭化するのでランニングコストは電気代と少量の燃料だけで済みます 炭化の温度調節が可能で炭化品の用途別に生産が可能 関節加熱式の為、乾留ガスの温度調節が可能なので低温炭化から高温短化まで可能となります。 運転操作が容易 運転操作は、原料供給量、送風量の自動調整が可能で簡単な操作で済みます。 原料(製品)フロー 発生した乾留ガスを燃料炉にながす ▼ 乾留ガス(可燃性)を燃料炉で燃焼させる ▼ 800℃以上で2秒以上燃焼し無害化 ▼ 無害化した熱風を排出する 乾留ガスのフロー 原料を投入する ▼ 炭化炉に原料が入る ▼ 圧力調整で酸素を絞り、原料を一部燃焼(流入酸素分だけ)させ、その熱で熱分解させる ▼ 燃焼できなかった(酸素不足で)乾留ガスを燃焼炉へ排出 ▼ 炭化物が生成される 乾燥機 無機物、有機物を問わず水分を蒸発させて除去する方法の一つが乾燥機です。 大量に安全に処理する方法の一つとして乾燥機は数多く使用されています。 直接加熱乾燥機(循環式) 特徴 装置の大型化により大量処理も可能 装置がコンパクト 直接加熱方式で循環式の為効率が良い 運転操作が容易 臭気の強い原料の感想には別途脱臭装置を設置